子ども学と子育て Vol.19 貴一朗のカゼ その2



貴一朗寝起き201705

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Vol.19が下書きのままでした。ちょうど大変なことがあったので、そのまま追記します。
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4月に保育園に行き始めてすぐにもらったカゼはGW中に何とか終息したかに思ったけど、そこでは収まらなかった。

今年は学会参加の数も、調査の数もだいぶ減らした「つもり」で、「つもり」だったことを十分に自覚して、学会参加も必要最低限で帰る、というようにしている。特に発表もない、義理で参加せねばならないアフリカ学会は長野で開催だった。広島から長野へは、いったん東京に出て、そのあと、長野新幹線に乗らねばならず、やたらと遠い。朝4時半おきの予定だった。

明け方3時。授乳していた淳子から「熱が40度ある」と言われ、座薬をいれる。土曜日は淳子も稼ぎ時。僕ももろもろの前払いもあって、学会に行かねばそれが返ってこない…座薬を入れたし、様子をみるかどうするか…二人でいろいろ話をした結果、福岡の実家からお母さんに来てもらうことに。何とか都合をつけていただき、これで一安心。僕はのんきに学会に参加し、旧交を温め…しかし、落ち着いていられるわけもなく、2日目は学会をほぼキャンセルの状態で、広島に帰ることにした。長野から新幹線を待つ間、超高級りんごジュースを貴一朗のために買い、僕は意気揚々と広島に向かった。

ジュースのせいでやたら重くなった荷物をエッチラオッチラしながら、バス停からの坂を上がる。宿舎の入り口に下の階の奥さんがいる。僕は能天気に「こんにちは」なんて挨拶をすると、

「清水さん、大変です。お子さんが…」

「え?」

「けいれんを起こしたみたいで、今救急車を誘導するところなんです!」

たいした距離ではないけど、飛んで帰ると、多少容体の落ち着いた貴一朗を抱える連れ合い。義母さんから事情を聴く。熱が続いたあと、ぐったりして、急にけいれんしたとか…
病院に運ばれた貴一朗は2時間ほどして家に帰ってきたが、いつもの元気はなく、ぐったり。連れ合いも、義母さんもぐったり。もちろん僕も…

翌日、病院にいくと、突発性の熱性けいれん、とのこと。一度起きると二度目、三度目があることや、後遺症が残る可能性があること…

なんでのんきに学会なんて行ってたんだろ…かなり後悔して、大いに反省。
子育てをしながら仕事をする、というのがいかに難しいことか…





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